さて。東京の有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」というものが存在するのをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。

要は、東京以外の地方や田舎暮らしの情報を無料で教えてくれるNPO法人でございます。オフィス内は県ごとにブースが別れており、情報を知りたい県のブースに行けば色々教えてくれるんですね。
20180704_151521
20180704_151504
今回、私が話を聞きに行ったのは、北海道、京都、福岡です。沖縄県だけブースがないのですが、それ以外のブースもございます。

各県の情報を知ることもできますが、空き家バンクと言って、地方の人たちが非常に安く家を貸し出したり売りに出している情報なども回帰支援センター様から得ることもできます。

お試し生活などをさせてくれる県もあり、福岡とかも一泊1000程度で田舎ぐらし体験なんてさせてくれるものもあります。なので、ホテルに泊まるよりも断然安い。。。安い観光目的で利用する人もいるかもしれませんね。

私もいつか日本に戻りたいと考えているわけですが、今は、バブル時代と違って、東京に出てくれば稼げるという時代でもないですよね。

よくドラマでも「俺は東京に出て稼いでやる」と言って、ギター片手に東京へ出てくる話なんかもありますが、今は昔のバブル時代と違い、東京に出てきても、給料がとんでもなく高い訳ではないので、豊かになれるとは限らないわけです。

逆に東京に出て来てエリート企業に勤めても、年功序列の負の作用で昔の昇進ステップもなくなって来てるので、給料もさほど上がらないし、家も高いし、仕事も忙しいし、共働きも普通だし、意外と田舎で過ごす方が豊かになる人が多いと思います。

田舎の方が、仕事も余裕があるし、賃貸も、生活費も安い時代。仕事に余裕ができれば、副業などもできるので、田舎の方が豊かになれる人も多いのではと思います。

私は初めは高齢者の方がたくさん相談にくるのかなーと思ったら、意外と子供連れの若い方がたくさんいたのには驚きでした。

回帰支援センターの人に聞いても、最近は、お子さんができたご家族が、ちょっと暮らしにくい東京の生活よりも、田舎に回帰して、夫婦でゆっくり子育てする人が増えて来ましたよーと言っておりました。

みなさん、地方の仕事のことを心配されますが、一度回帰支援センターに言ってみてください。意外と仕事あります。

地方の仕事が不安であれば、東京の仕事をリモートからだってできますしね。これからは、ネットや仮想現実のVRや自動運転のなどの技術発展して来る時代ですから、東京から仕事をリモートで仕事をすることだって容易になって来ますよー。

ちなみにリモートのご紹介されていらっしゃるテレラボさんに以下記事に記載していただきました。
https://t.co/x4DgN0J0No?amp=1
他にもリモート関係の情報があるので、ご興味ある方はご覧になられてください。


あとは、都市部まで電車で40分とか、京都や福岡の都市部まで電車通勤できるレベルの田舎暮らしも色々ありました。

東京周辺では、1時間以上の通勤は当たり前ですが、京都や福岡などであれば、40分程度で田舎の暮らしもできる場所なんかもたくさんあるんですね。

京都なんかでも、全体で生徒が40人ぐらいしかいない小さい学校の子供の方が、学力テストで上位になった事実もあります。そりゃ先生一人でみる子供の人数が少なければ、先生も子供の学力に配慮できますからね。

先生以外で学校の周りに住んでいる余裕がある大人が知恵袋的なことを子供に教えている田舎もあるそうです。

アメリカでもデータありますが、生徒が多い人気の学校の子供が成績がよくなるとは限りません。

だから、固定概念で、「地方は仕事がない」とか「都市部の仕事以外は安定しない」とか「いい学校がない」とか考えないで、一度情報を取りに行ってみると、意外と自分の気づかない良き情報が見つかると思います。

勝ち組、負け組という言い方はよくないとは思いますが、東京で仕事をすることが勝ち組だと限りませんね。人によっては、東京で仕事をして負け組になっているかもしれません。

東京のエリート企業が格好いいとか、世間の評価や周りに流されないで、自分の考えで、自分の人生設計をすることが重要な時代かと思います。