さて。子育てでもとりえがあることが良いこととされるのですが、実はとりえがあるせいで、不幸な人生を送ってしまう人もいるわけです。

私も自分でいうのもなんですが、そのうちの一人かもしれないのです。私は、小さい頃から運動神経が良い方で、周りにもサッカーでプロにいけると言われていたので、プロを目指して何十年も努力してきたのですが、膝の靭帯をきってしまってからパフォーマンスが出なくなり、プロへの道が途絶えてしまいました。

周りでもサッカーのプロになったのに活躍できずに数年で解雇され、その後の仕事でも自分が望む仕事にもつけず、サッカーのことが気掛かりで、次のステップに行けない人も何人も見てきました。

プロの世界でも実力も必要ですが、運も重要で、監督に気に入られるか、気に入られないかも大きく選手の成長に関わってきますので、運も重要です。また、交代で出た試合でたまたま活躍できた選手が起用されつずけたり、運悪くチャンスをものにできなかった選手は、補欠選手として辿ってしまうこともあります。

味方選手がたまたま怪我で試合から欠場したおかげで、レギュラーに慣れた選手も多々いますので、実力もそうですが、運も結構重要かと思います。

残念ながら運が悪く、サッカーとしてうまく行かなかった選手たちは、サッカーができたというとりえがあるせいで、その後の人生でサッカーで後悔することもあるわけです。

これは、サッカー以外のことにも当てはまるわけです。例えば、今はIT業界が盛んで、アメリカでも小さい頃にたまたま家にパソコンがあったおかげでプログラマーになれた人は、小さい頃からプログラムを初めていたおかげで、今では給料が5000万以上でシリコンバレーでも雇われています。

高校中退したプログラマーなのですが、学歴なんて関係なく、今ではお金持ちです。たまたまアメリカで生まれて、たまたま家でプログラムをする機会があり、たまたまITが発展したおかげなのかもしれません。

ただ、このようなIT産業が盛んになってきたおかげで、シリコンバレーの職種ではエンジニアの職が流行っており、求人がたくさんあるので、大学で2年間ぐらい勉強したプログラマーでもエンジニアになれるわけです。

ただ、例えばの例ですが、小さい頃から記憶力が良く、歴史が得意な子供が、歴史学者を目指していたのですが、歴史学者の需要がなくなり、ITのエンジニアの給料が良い時代だとします。

そのお子さんは、ITのエンジニアも面白そうだと思ってエンジニアになっても良いかなーと思い始めるのですが、今まで自分が得意としてきた記憶力と歴史の分野をやめてしまうともったいないので、結局は自分には歴史学者しか道はないのだと思って、選択肢を狭めてしまうというケースですね。

私もシリコンバレーに来る学生さんと話す機会がたくさんあるのですが、皆シリコンバレーのエンジニアの働く様子を見て、アメリカのエンジニアを羨ましがることがあります。

しかし、今までエンジニアの勉強をしたことがないので、今からエンジニアを目指せないと言われる学生さんと多々出会います。

今までビジネスや経済、マーケティングなどなど色々な分野で勉強されてきた学生さんは、自分が得意であったとりえのせいで、選択肢を狭めてしまっているのは本当にもったいないと思います。

私は、大学ではサッカー推薦だったので神学部だったので、ITなんて全くわかりませんでしたが、ITなんて1、2年ぐらい本気で勉強すれば、全然余裕です。

はっきり言って、大学でITを選考している学生さんも、みんな大学4年かけて勉強しているように見えても、結局は他の分野の勉強をしたり、バイトしたり、遊んだり、4年生では就職活動ばかりしているので、本気で専門分野を勉強しているなんて合計で1年も満たないと思います。

だから、IT がわからなくても1年本気でITだけ勉強すれば、エンジニアなんて全然なれるんですけどね。でも、他のとりえがあるせいで自分が勉強してきた分野に囚われてしまい、小さい頃からプログラムをやっている人が周りにいるせいで、今からでは自分は勝てないから遅いと判断してしまうんですね。人生100年時代と言われていますが、遅いことなんて全くないと思います。

学生さんでも、将来IT産業が盛んになり、アメリカではエンジニアが重宝されそうだと感じても、他の分野のとりえを持っている学生さんがエンジニアの職を諦めているのを見ると、とりえって意外と障害になるんじゃないかと思います。

スポーツ選手でも、サッカーでも、勉強でも、人は他のことをやれる可能性があるのですが、皆、自分のとりえと異なることはできないと信じ込んでしまうのはもったいないですね。

スポーツ選手が引退した後なんてのもそうなのですが、今まで自分が勉強してこなかったから、普通に就職しても仕事ができないと信じてしまっている人もいます。スポーツ選手は思い込みが激しいというとりえのおかげで、スポーツ選手としても活躍できるのですが、逆に、自分は勉強できないという思い込みも激しいわけです。

だから、スポーツ選手にしろ、勉強ができる学生にしろ、とりえがある人は、他の道への可能性をかなり狭めてしまうんですね。

はっきり言って、世の中の大抵の仕事は、1、2年本気でやればできるようになると思います。もちろん、1、2年で習得するには時間もかかる研究職などもあるかもしれませんが、エンジニアなら1、2年でいけますね。もちろん、本気でやらないとダメですけど。

私はスポーツばかりやってきて、英語もできず、ITの知識がゼロからアメリカでエンジニアになろうと周りに言ったら、バカにされまくったわけですが、エンジニアになった人の勉強時間を冷静に考えても、エンジニアなんて余裕で1、2年でなれますよね。。。

世の中の人は自分が知らない未知の分野に関して、知らなすぎるので、できないという思い込みが激しすぎると思います。

ということですが、とりえがあるせいで、人生の選択肢を狭めている人たちを多々見ていると、とりえって障害になることもあるんじゃないかなと思います。

大人になっても、今まで学んできたこと以外にも挑戦するといいと思いますよ。

酒井潤

Twitterにて、こまめに情報を発信しております!フォロー大歓迎です。気軽にフォローしてください。


YouTubeも始めました。チャンネル登録よろしくお願いしまっす。