さて。海外のシステムがわかるようになれば海外で普通に住むこともできますし、働くこともできるようになりますね。

私もこのブログでもなんども言っておりますが、私はみなさんが思っている以上に英語ができません。日本からシリコンバレーに働きに来ている日本人の中では最低レベルでしょう。

「そんなんじゃ仕事なんてできないでしょ。謙遜してない?」ってよく言われるんですが、実はアメリカで働くには、英語力じゃなくて、環境を予測する慣れが重要なんですね。

例えば、私がアメリカに来た当初は、サブウェイのサンドイッチなんて全く注文できませんでした。でも、友達と何度か言っていると、何を聞かれるのかわかるので、英語がはっきり理解できなくても、注文できるようになります。

環境というかシステムを理解すれば、アメリカ生活なんて英語ができなくても余裕です。自分が住む周りのレストランや銀行など、英語が喋れる友達一緒に数ヶ月でも過ごせば、どんなこと聞かれるか、どんなことをすればいいかわかるので、英語なんてできなくてもアメリカ生活なんて余裕です。

現に、メキシコや中国からの移民の人で、いまだに英語を覚えずにアメリカで生活してる人がたくさんいます。彼らは、メキシコ人同士、中国人同士で働いているので、英語なんて必要ないんですよ。

で、私の仕事の状況なのですが、私の仕事はプログラマー。言語は英語じゃなくて、プログラミング言語。

だから仕事を得るための面接でもコーディングの質問には、ホワイトボードに書いて自分のスキルを見せびらかすこともできます。最低限のコミュニケーションができれば十分です。

で、実際の仕事も、初めは相手が何言ってるかわかんないんですが、その辺はうまくごまかしつつ一緒にいる時間が長くなると、その人の行動や言動が予想できるようになります。

発音も同じ人の英語を聞いていると、その人の英語の発音はわかるようになるんですね。だから、ミーティングでもひたすら自分のメンバーの英語を聞いていれば、わかって来ますし、だいたいミーティングのテーマからみんな何を言うか予測できるようになります。

で、マンツーで話す時ですが、わからないときはわからないとはっきり言っていると、相手が私の英語力に合わせてゆっくり話してくれたり、わかりやすく説明してくれるんですよね。多分、日本に来ている日本語がカタコトな外国人には、簡単な言葉でゆっくり話してあげませんか?だから、わからないことはわからないとはっきり言える勇気があれば大丈夫なんです。

特に私の仕事はプログラマーなので、そんな難しい話はしないし、専門用語を並べれば、伝わるし。だから、英語力も大事ですが、環境や相手の性格を知れば、英語力がなくても仕事できるようになるんですよ。

ランチなどでも初めて会った人の英語がわからないときは、ひたすら聞くか、ひたすら質問。自分の中にある定型の質問をしまくって、相手にたくさん喋らせるんですね。そうするとだんだん発音に慣れて来て、会話の流れから何を言っているのか予測できます。

だから、私は「相手が喋っている英語の会話を自分の口で言ってみろと」っと言われたら言えないのですが、「何を言っているのか答えてみろ」と聞かれたら答えれます。

だから、環境や慣れって大事なんですよ。だから、日本で英語の勉強するよりも海外に行った方がいいって言うのはそう言うことですね。海外に来ちゃえば、仕事でもなんでもできるようになりますよ。

日本で英語のTOEIC900点とっても海外で仕事なんてできない人たくさんいますからね。

ま、今回の話はプログラマーという職種の英語力のお話です。弁護士や営業なんてやる人は、しっかり英語しゃべれないとダメですよ。

要は、英語レベルは職種によっても求められるレベルは違うし、プログラマーは英語力よりもプログラミング言語。

海外で働きたい方は、とりあえず、こっちで働く環境の体験をして欲しいですねー。だから日本企業がお金を払ってでも社員をアメリカの会社に送り、日本企業ではなく、アメリカ企業で働く経験ができるサービスがあったら最高だと思います。

アメリカ企業の利点は、無料の労働力 + 受け入れる収入、日本人社員を教育する時間はかかりますが、受け入れる額が大きければ利益になるでしょう。日本企業は、社員をグローバルにさせることができると思います。

私がアメリカで社長、現地社員は全員現地人でお金にならないかもしれないスタートアップでとりあえずソフトウェア開発、収入源は日本人の社員の受け入れとトレーニングと言うビジネスモデルで起業。ありですかね?

酒井潤

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