さて。毎回学生さんが悩むことなのですが、自分のやりがいのある仕事選びですね。

みなさんが本当にやりたいことって何でしょうか?実はお金にならないから諦めてることってないですか?

例えば、歌手、スポーツ選手、お笑い芸人、音楽家、絵描き、世界の旅ブロガー、働かないでずっとゲーム、ずっと漫画や映画鑑賞、浜辺のビーチでゆったりする、などなど。

結局、その分野でお金にするにはピラミッドの一部の人しかできないので、みんな諦めていないでしょうか?

本当にやりたいことがあるのに、それを心のどこかで諦めて、それ以外の「やりがい」を会社に求めるから悩むんじゃないでしょうか。

就職直前になって自己分析なんてやってるの日本ぐらいじゃないかな。海外の就職関連のセミナーとで自己分析とかやってるとこ私が知る限りないです。

日本は特殊な国であり、世界で見ると日本の学生さんだけがやりがいを求めまくる感じがします。

アジアなどの先進国ではお金がない人が多くいるので、とにかく食べていける仕事を選びます。

ヨーロッパでは、仕事は嫌だけど一年に一回ある休暇のために働いたりしています。四年間仕事をして貯めたお金をサッカーのワールドーカップの旅費に毎回つぎ込む人だっていますからね。要は仕事は休暇のため。

アメリカでは、お金を貯めて豪遊したい人もいれば、お金を貯めてから起業したい人もいます。また、アメリカの社員も給料に比例して働くので、給料が低いとまともに働いてくれません。

日本では、コンビニのアルバイトの社員でも売り上げがいい人を表彰するとそのアルバイト社員はもっと働いてくれたりするので、お金ではない評価が社員のやる気を起こすきっかけになります。なので、表彰するイベントは結構あります。

これは結構世界から見ると特殊で、他の国では、コンビニの定員が表彰されたからと言ってよく働くようになるというわけではなく、お金を要求してきます。

要は、世界では、仕事はお金のためなのですが、私の感覚では以下な感じがします。
  • アジアでは、仕事は食べていくため。
  • ヨーロッパでは、仕事は休暇のため。
  • アメリカでは、仕事は豊かな生活をするため。
  • 日本では、仕事はやりがい。
と日本だけ分類が特殊な感じがします。

私は、日本人のやりがいを否定しているのではなく、世界ではお金のためというのが常識ですよと言いたいだけです。日本だって昔は、「仕事は食っていくため」と言われていたのですが、近年の日本は、お金の話を出すこと自体が悪であり、急に「やりがい」に変化してきたように思えます。

もちろん日本は夜中まで仕事をしますし、家族よりも会社で隣に座っている人と過ごす時間の方が長いという社会であります。なので、仕事をやりがいにしないとやってられないですよね。

ま、それもわかるのですが、私のオススメですが、やりたいことがあるのであれば、サクッとお金が稼げる仕事を選んで、お金を貯めてから自分の好きなことをやるのもいいのではないでしょうか。

初めて就職した会社が事故ることもあるので、働いてからいきなり自分がやりたいことができる人って世の中にほとんどいないんじゃないでしょうか。

ちなみに、私がやりたいことは、午前はプログラミング講師を1時間、お昼寝、漫画鑑賞してからサッカーのコーチ、夜はゲームという毎日で、半年に一回世界旅行とかですかねー。これで年収5000万もらえたら絶対やります。

でもそれじゃ家族を養えないわけです。だから、お金にならないから諦めてるわけなのです。

でもお金貯めればできますよね。

ある私の香港人の知人の例をあげますが、彼は世界のカメラマンになりたいと思っておりました。だからアメリカで写真家になりたかったんですね。

で、彼がアメリカに来るには、就労ビザを取得しないとアメリカで働けないのですが、アメリカは自国のためにならない職にはビザを出してくれません。だから近年は6割以上がエンジニアに就労ビザがおり、そのほかは、金融や会計など。それ以外の職種などは一握りで、カメラマンで就労ビザなんて取得できません。

よく心理学のカウンセラーなどでアメリカで働きたいとか自分の好きな特殊な職種でアメリカで働けると思っている人いますが、アメリカは、自国を盛り上げるような職種ではないとビザは出してくれません。

で、カメラマンになりたかった彼がとった策は、まずはアメリカにMBAを取りに来ました。しかし、実はMBAでもビザ取得は特殊技術職ではないので困難なこと知り、彼はIT分野の選考に切り替えました。そして、その後ITエンジニアとしてアメリカで職を見つけ、10年アメリカでエンジニアとして働き、永住権を取得しました。永住権を取得した途端に、彼はエンジニアをやめ、カメラマンとして起業したわけです。

まさに彼を見ていると、やりたいことのために何年も我慢し続けたんですね。

私も今はプログラマーなのですが、当時のアメリカでは日系企業はネットワークエンジニアにビザを出す傾向があり、アメリカで6年間はネットワークエンジニアやシステムアドミンで我慢しました。それから私も永住権が取れたので、プログラマーに職種を変えたんですね。アメリカでは取得したビザの職種で働かないとダメなので、簡単にプログラマーなんてなれなかったんですよ。

だから、私は本当はサッカーのコーチがやりたかったのですが、それ以外の食べていくための仕事で、給料がいいプログラマーになってと、我慢しまくっているわけです。

今は、資産的にも余裕が出てきたので、週末は無料でサッカーのコーチをやったり、平日もプライベートでサッカーを教えたりとやりたいことが徐々にできてきています。

もし今でもキャリアが構築できていなかったら、週末もスキルアップしなきゃダメだし、サッカーのコーチだって無料でできないですよね。

基本的に人はお金を得ると自由度が増えます。自由になるって、選択肢を増やすことだと思います。スキルがあれば、転職できる選択肢も増えるし、お金が貯まれば、仕事しないでいいという選択肢だって増えるし。

だから、就職するときに、いきなり「やりがい」を見つけなくてもいいのではないでしょうか。

例えばの例ですが、10億円単位のお金がかかるコンサートのプロデューサーになりたい人なども、それができるまでは我慢の時期が必要ですね。多分、現代の人で多いのは、やりたいことをするための、その我慢する過程が嫌な人が多いんだと思います。

我慢する過程が長い夢は、無意識的に自分のやりたいことリストから除外されてると思います。(私もJリーグ運営とか諦めた一人です。。。)

もしくは、働くというやりがいではなく、本当に自分がやりたいことってなんでしょうか。人によっては、一日中寝てたいとかありますよね。人は本音でやりたいことをいうと、世間に批判されるので考えないようにしているだけだと思います。

中途半端に会社にやりがいを求めるのではなく、自分が本当にやりたいことを実現するためにどうすればいいかを戦略的に練るのはいかがでしょうか?

仏教に詳しい方ならご存知かもしれませんが、お釈迦様は大昔に自分探しをしましたが、結局は自分というものはなく空(くう)であると悟りました。自分は他人と形成されるものであり、人のために行をなすと。

自分の身を投げ出して他人のために行をなすという意味ではなく、他人と共に形成するわけです。なので、自分探しをしてもお釈迦様も見つけられなかったので、自分が見つかる可能性は少ないのではないでしょうか。

もし本当にどんな仕事をすればいいか迷うのであれば、人が喜んでくれる仕事を選ぶのもいいかもしれませんね。

酒井潤

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