さて。香港からフェリーで1時間で行けるマカオに行ってまいりました。はじめに言ってしまうとマカオはとても小さな場所なので、マカオだけだとセミリタイアするのには飽きてしまう人もいるかもしれません。

ただ、マカオから香港や中国までは1時間でフェリーで遊びに行けるので、その辺りは移動が苦でなければ大丈夫かと思います。

また、マカオでセミリタイアすると考えるのではなく、香港や中国で働くとしたら、余暇を楽しみ場所として、このマカオは押さえておいたほうがいいかもしれません。

香港、中国(深セン)からフェリーで1時間ぐらいで行けるマカオは、余暇を楽しむには最適な場所。アメリカのラスベガスがモデルかと思うのですが、マカオもラスベガスにそっくりでした。

ただ、マカオの方が外壁などもちょっと汚いところもあり、ラスベガスをちょっとすたびれさせた感じがありましたね。 しかも人口密度世界一と言われるぐらい人がたくさんいます。

基本的にカジノ都市では、カジノ、料理、ショーと3つの楽しむべきポイントがあるのですが、マカオは基本的にラスベガスやシンガポールよりもカジノでの儲けが多いらしく、カジノに力を入れている感じです。

こんな感じ。

また、そのほか、マカオには、世界遺産もたくさんあるので、歩いて観光もできますが、私的には、古い建物はあまり興味がなく、世界遺産好きでないとダメだとは思います。気になる方は以下のYouTubeを見てみてください。

マカオは、あの大王製紙事件で会社の資金を使ってカジノで使い込んでしまった井川 意高さんもシンガポールやマカオのカジノでやられていたようで、マカオのカジノは堪能できるものが多いのかと思います。

カジノは基本的にカジノ提供者が儲かるようになっておりますが、マカオのカジノの一般の人たちがやるカジノの場所は、まーまー勝てる確率も高いようです。カジノビジネスは結局はVIPが大金をかけて、そこで儲ける仕組みなので、一般人が行うカジノの場所では大して利益を上げなくてもいいんですよね。

一般人は、VIPの人たちの盛り上げ役みたいなもんなので、一般のカジノの場所では、一般のお客さんが勝てることもあるようです。もちろんトータルでは負けるようにはなってるとは思いますが、勝ちやすいようですよ。  

ほんでもって、マカオのカジノでは日本のトランプが結構使われているらしいです。カジノで使うトランプはすぐに折れたり曲がるので廃棄しなければなりませんし、カードをシャッフルする機械なんかもありますが、あれも日本製が多いようです。

またマカオには電車がないので、開発中でもうすぐできるらしいのですが、この電車を作っているのも日本の会社らしく、伊藤忠商事の人なんかもちょこちょこマカオに来られているようです。

さて。マカオで生活することを考えて話をすると、カジノ都市なのに物価は思ったより安かったですね。 カジノ都市付近の食費などは数千円と高いのですが、ホテルも5000円程度、タクシーも300円ぐらいでマカオなら大抵行きたいところに行けますし、バスも60円ぐらいで安かったし。ちょっと中心から離れたローカルフードは千円以下でかなり安いです。

タックスも累進課税で最大が12%と相当低く、マカオには、カジノ税で潤沢な財源を徴収できるマカオ政府は、個人の所得税の6割を返還してくれたりするので、住民はお得なわけです。

そして、マカオの永住権を持っている児童、高齢者、妊婦、がん患者は医療費が無料なんですね。

不便なのは英語があまり通じないことです。ホテルなら大丈夫なのですが、ローカルの飲食店や、タクシーのおじさんには英語が通じないのです。だから地図を見せたり、Google翻訳を使わなければいけないのがちょっと困ります。

香港なら英語が通じるところがあるのですが、マカオはあんまり通じないところが多いんですよね。

マカオでは、まず広東語で話しかけれます。私はわからないと英語で伝えても、あっちは英語は使わずに、中国語でひたすら返してくるので、会話が大変な時もたまにあります。マカオで現地の人と仲良くなりたいなら、広東語は覚えたほうがいいでしょう。

仕事ですが、いちよソフトウェアエンジニアの仕事もカジノやIT系のシステム管理程度ならあるんですが、カジノ都市でソフトウェア開発をするというものはありません。。。

それよりもカジノに関係しているビジネスやレストラン系のお仕事はたくさんあるわけです。 日本の飲食業界もチャンスが多く、ホリエモンさんプロデュースの和牛マフィアもマカオの飲食で3ヶ月ほど展開してところ、大変人気があったようで、継続的にやってほしいとマカオカジノ側からお願いされたらしいですよ。

マカオには日本食あるのですが、やはりいいお店はあまりないようなので、狙い目なんですね。 また、マカオで料理人されている後村さん(ツイッター: @gastronomy_work)にも色々お話をお伺いする機会がありました。YouTubeではお会いした時の様子だけですがいろんなお話が聞けて本当に楽しかったです。 

カジノ側も良いレストランがお客を呼ぶので、借地を無料で貸してくれたりもするみたいです。三ツ星を経営している場所でも、食事の価格を落として利益がなくてもお客様に満足されるようにしてるところもあるとのこと。なので、マカオに来れば高級レストランの食事が他の場所で食べるよりも安く食べれるんですね。

次にThe House of Dancing Waterというものがマカオにあります。多分、これはシルクドレソレイユのオーをパクったといったら失礼ですが、影響を受けて中国の歴史をドラマ化したショーっていう感じかと思います。以下、YouTubeなんですが、リアルなキリンのロボットが出てくるところも中国のITの強さを感じます。真似るって大事ですよね。

また、パフォーマンスも世界最高峰と言えるでしょう。サッカーで行ったらバルセロナの試合を見てるって感じですごかったです。中国雑事団魂もあるんでしょうね。

美男美女でありながら、アクロバティックなパフォーマンができる彼らは、一体いくらの給料もらってるんだろうと気になります。シルクドソレイユなんかだと最高で1600万円程度なんですがプロスポーツ選手と比べると意外と少ないですね。マカオはお金と政治力がある人がたくさんいるので、相当払ってもらえるんじゃないのかな〜?

まっ。とりあえず芸術は肌で感じるべきで、YouTubeではわかりかねますね。音、匂い、空気などの臨場感は生で見ないとわからないので、マカオに行った際にはぜひご覧ください。


最後ですが、マカオでは、色々と闇や都市伝説なども多々あるようですね。

例えば、中国や香港で得られた悪いお金をマフィアがマカオに大量に持ち込もうとすると、マカオ政府はそのお金を入国時にもちろん回収。しかし、マフィアは、マカオ政府が指定したカジノのテーブルにつくと、徴収された金額から手数料10%ぐらいを引かれたお金分が勝てるという。 それだけ勝ったら、どっか行けと言われるらしいです。

マフィアがカジノで買ったお金は綺麗にマネーロンダリングされており、また中国に持ち込まれるというわけですね。

マカオでは人身売買にしろ、とにかくいろんな都市伝説がありますが、真実は誰にもわかりません...

さて。マカオに住みたくなりましたか?

実は、マカオでは、200万円ぐらいお金を払えば、偽装結婚できるビジネスなどもあり、チラシなんかを街中で配っていることも。。。

ダークな話は、なるべ書かないほうが良さそうでなのでこれぐらいに。。。

酒井潤

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